江東区保育園事情(東雲・豊洲)と裏ワザ

5.保育園入園の裏技②~夫婦で育児休暇~

育休を取得される場合、ほとんどの場合においてママが1年前後取得されると思いますが、制度としては夫婦が同時に育児休業を取得できる「パパ・ママ育休プラス」という制度があります。(詳しくはこちら
実はこの制度、パパは知らないというケースが本当に多いんです。
ママは自分の育休制度を調べる上で目にしたことはあるけれど、夫婦で休んだら生活が困る!と思って、検討もしないことが多いんですよね。
でも、給付金には所得税がかかりませんし、社会保険料が免除になりますので、6ヶ月間は休業前の手取り8割程度のお金がもらえてしまうんです。(詳しくはこちら
(注意:給付金には上限があり、「賃金月額」が447,300円を越える方は67%(50%))の上限額は299,691円(223,650円)となりますので、8割も出ない方もいます。ざっと年収550万円以上の方は注意が必要です。)
40年近くの社会人人生のうち、半年~1年くらい家族のためにゆっくりする時間を持っても良いのではないでしょうか?
このエリアにお住まいの方は実家が遠い方も多いと思います。
両親などに頼りにくくワンオペ育児にはまり精神的に辛くなる前に、旦那さんに相談してみても良いのではないでしょうか?

そして夫婦で育児休暇を取得した場合、何が保活に有利に働くかといいますと、給付金は非課税となり、給与所得が激減しているため、税金が激安になるのです!
取得するタイミングによりますが、住民税が安くなれば経済困窮度が高まって見えますよね。
保育園申込みの11月のタイミングは前年の所得によって住民税額が決定しており、その金額が優先順位に影響します。
保育園申込みの前年に育休を取得している必要がありますので、0歳児申込みには向かない方法ではありますが、保育料を引き下げることは出来ますし、夫婦で育児が出来るすばらしい制度ですので、一度検討してみてもいいと思います。